元日の能登半島地震、翌日の日航機と海保機の衝突という波乱の幕開けとなった2024年。その後も、大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ。そこで、本誌が目撃してきた2024年のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。
22年11月の襲名披露興行から2年が過ぎた市川團十郎。随一の大名跡として、歌舞伎界を盛り上げるべく日々奮闘する團十郎だが、プライベートでは二児のパパでもある。中学校に進学した長女の晴れ舞台に当然駆けつけたのだが、やはり團十郎、他のパパとは一味違うようで――。(以下、WEB女性自身2024年4月10日配信記事)※年齢は掲載当時のママ
桜が舞う4月上旬の朝、都内にある私立中学校では入学式が行われ、校門の前には記念撮影をするために親子連れが長い列を作っていた。多くの人で賑わう校門に、慌ただしい様子で駆け込んでいく男性の姿があった。歌舞伎俳優の市川團十郎(46)だ。長女で女優の麗禾(12)もこの中学校へ進学する。
4月4日に『團菊祭五月大歌舞伎』の取材会に登壇した際、團十郎は長女の小学校卒業に関して次のように言及していた。
「娘だけでなく、ほかのお子さまもずっと小学校1年生のころから見ていたし『こんなに大きくなったんだ』って思って、オロオロしそうになって。みなさんがいるからグッとこらえるっていう。とにかく無事に卒業してくれてうれしかったです」
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同時に、記者から長女の中学校入学について問われると、
「どうなるんですかね。(麗禾は)楽しみらしいです」
と頬を緩めていた團十郎。ハレの日当日、校門近くに到着した車を降りると、小走りで学校内へと入っていった。
この日の團十郎は、ネイビーのスーツ姿。春らしい暖かな気候に恵まれたせいか、ジャケットは手に抱えており、セットアップの花柄のベストが目を引く。周囲の保護者や警備スタッフも思わず一瞬目を奪われていたようだった。
さらに印象的だったのは、團十郎の足元だ。黒い履物は、革靴ではなくサンダル! 気分が高揚するあまり、車内で履き替えるのを忘れてしまったのか、またはよほど急いでいたのだろうかーー。
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式典には遅れることもなかったようで、團十郎は自身のブログで、
《到着、なんかよくわからないけど 涙が、》
と綴っている。無事に式を終えると、
《入学式 無事に 終わりました、 良かった、、》
と報告。同日夜には、
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《今日も座りっぱなし 立ちっぱなしで 身体が、かたまりました笑 仕方ない事です。 入学式無事に終わりました、良かった、、でも 子供達の笑顔が全てを凌駕する事を毎回感じますね》
と綴り、節目の1日を無事に終えたことを喜んでいた。
團十郎は、『團菊祭五月大歌舞伎』の昼の部で上演する演目『極付幡随長兵衛』で、幡随院長兵衛を演じる。この演目は、父である先代の團十郎さんから“最後に教わった役”だと明かしており、天国の父へ捧ぐ舞台にもなる。
本番までの稽古に、愛娘の成長は團十郎にとっての大きな励みになりそうだーー。
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