ベガルタ仙台は13日、GK林彰洋と2025シーズンの契約を更新したことをクラブ公式サイト上で発表した。
1987年5月7日生まれの林は、現在37歳。鹿島アントラーズやサンフレッチェ広島といった複数のJリーグクラブから関心を示されていたものの、流通経済大学卒業後の2009年9月にEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のプリマス・アーガイルと契約を結んだ。その後はベルギーのオリンピック・シャルルロワを経て、2012年2月には清水エスパルスに加入。サガン鳥栖、FC東京に所属した後、昨季からベガルタ仙台でプレーしている。
昨季は明治安田生命J2リーグ(現:明治安田J2リーグ)で16位と苦しんだ仙台だったが、林はリーグ戦37試合に出場。加入初年度ながら正守護神として奮闘した。今季、仙台はJ2リーグのレギュラーシーズンを6位で終え、J1昇格プレーオフ(PO)に進出。PO準決勝ではレギュラーシーズン3位のV・ファーレン長崎を4−1で撃破。決勝では同5位のファジアーノ岡山に0−2で敗れてJ1昇格を逃したが、林はいずれの試合でもゴールマウスを守った。
仙台のクラブ公式サイトには、次のように林のコメントが掲載されている。
「このチームでまた闘えることをうれしく思うと同時に、新しいメンバーでつかめなかったものをつかみ取りたいと思っています。来季もよろしくお願いします」