■バドミントン ワールドツアーファイナルズ2024(日本時間13日、中国・杭州)
バドミントンの男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの今年度の成績上位者のみが出場でき、年間王者を決めるワールドツアーファイナルズ。グループステージ最終戦が行われ、女子シングルスA組では今年限りで引退を表明している女子シングルスの大堀彩(28、トナミ運輸)がタイのB.ウンバムルンパン(28、タイ)にストレート勝ち。準決勝進出を決め、3位決定戦がないため初出場のツアーファイナルズで銅メダル以上を確定させた。
前日の試合では終盤に足がつるなど、現役最後の大会を満身創痍で挑む大堀。第1ゲームは11−6と先にインターバルを迎えた。サウスポーから繰り出される強打やヘアピンなどで試合を優位に進め21−18で先取した。
ベンチには父親で来年から日本代表で監督を務める大堀均氏もベンチに入り、娘にアドバイス。第2ゲームは出だしから3連続で相手に得点を許したがすぐに逆転した。そのままリードを広げ、21−15で今大会3連勝。大堀はグループステージをA組1位通過で準決勝進出を決めた。
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