今季J1クラブ最多の公式戦61試合を戦い、J1リーグで9位、ルヴァンカップ、天皇杯でベスト4入りを果たした横浜F・マリノスのFW植中朝日(23)。1か月あたり5試合ペースという多忙な連戦を乗り越えることができたのは、愛犬「パピちゃん」の存在があったから。そんな植中が、パピちゃんと共に神奈川県の久里浜にある練習場で取材に応じた。
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植中:名前は「植中パピ」です。女の子で1歳7か月。性格は犬にも人にも人見知り。最初は結構ビビりな感じで接するけど、ある程度時間が経つと誰にでも人懐っこく「遊んで遊んで」って感じで行くタイプ。あと寂しがり屋なので家で遊んでいる時とかは ずっと自分の横にいますね。
名前の由来
植中:僕、アイスのパピコが好きで、色的にも同じような色なので。女の子なので『パピコ』にしようと思ったんですけど、病院とかにいった時に『パピコちゃん』って呼ばれるのが恥ずかしいと思ったので、『コ』を取って『パピ』にしました。
植中:好きな食べ物はヨーグルトです。僕が朝ごはんで食べるんですけど、冷蔵庫から取り出した瞬間に目の色を変えて残りをもらおうとしてくる。食べ終わって周りについているヨーグルトを綺麗に食べきる。鼻がぺちゃんこなので、容器に顔ごと突っ込んでなめまわすので顔がヨーグルトだらけになる。何でも食べて動物病院の先生から太り気味って言われたのでダイエットしてくださいと怒られました。
植中:トイレも完璧にやってくれるんですけど、かまってかまってがしつこいときにちょっと無視したりすると、家のマットを一枚ずつはがしていったり、わざとオシッコ外したりとか、絶対分かってやっているんですよ。それはマジギレしますね。
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植中:友達とご飯食べに行って、そのご飯屋さんの近くにペットショップがあって。犬好きなので寄ってみたらこの子がいました。元々実家でもブルドッグを飼っていたりとか、ブサカワ系が好きというのがあったので、一目惚れして。店員さんに「この子今日連れて帰れますか?」と話して即決でしたね。
植中:自分の子どもというか、親になった気持ちになりましたね。少しでも早く家に帰ってお世話したいとか、休みの日はできるだけドッグランに行って楽しませてあげたいとか、この子中心に生活するようになりましたね。犬って早く寝て早く起きるので、朝はご飯ちょうだいってベットに飛び乗ってきたりするので、それが起きるいい時間だったりするので規則正しい生活を送れています。
植中:チャームポイントは、首を傾げるところ。怒ったりすると、どういうこと?みたいな感じで首をめちゃくちゃ傾げる。首傾げているつもりじゃないと思うんですけど、そう見えますよね。
遠征の時はペットホテルに預ける
植中:ペットホテルはシャンプーとかもやってもらうところで、スタッフさんも慣れているので。でも犬仲間を作って預けたりとかもしたいので、そこはもっと上手くやってあげたいと思う。
植中:(パリ五輪に選ばれた際)どのくらいの期間行くのかも、大会の勝ち進み方でどのくらいの期間か変わってくる。親に相談したら休みを取ってくれて、夜中に着く飛行機で迎えに来てくれて、昼に新幹線で連れて帰ってくれて助かりました。
植中:元気に長生きしてもらいたいので、できるだけストレスなく、この子を楽しませられるように。親としてまず自分が一番楽しまないといけないと思うので、この子にも楽しませてもらうし、楽しませるつもりでサッカーも普段のパピとの生活も楽しんで生活していきたいです。
■植中朝日(うえなか・あさひ)
2001年11月1日生まれ、23歳 福岡県北九州市門司区出身 身長179cm・75kg
2023年V・ファーレン長崎から横浜F・マリノスに入団。J1通算43試合出場6得点
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