【箱根駅伝】国学院大・前田康弘監督「復路で仕留めにいく」首位と何分差なら逆転可能?

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2024年12月13日 17:22  日刊スポーツ

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あいさつする国学院大・前田監督(撮影・滝沢徹郎)

来年1月の第101回箱根駅伝で史上6校目の大学3大駅伝「3冠」を狙う国学院大が13日、東京・渋谷キャンパスで壮行会を開き、前田康弘監督(46)は「勝機を戦略的に導くには、往路で勝つことは簡単ではない。復路で仕留めにいくプランニングをしないと勝つストーリーにはならない」と復路勝負を強調した。


今季は大阪マラソンを制した平林清澄主将(4年)をはじめ、全日本6区区間賞の山本歩夢(4年)、出雲、全日本でともに区間賞の野中恒亨(2年)、出雲5区区間賞の上原琉翔(3年)、3月の日本学生ハーフ王者の青木瑠郁(3年)ら戦力が充実。出雲と全日本では、ともにレース後半での逆転で優勝を収めた。この日も「復路の厚みは一番いる。往路は青山学院さん、駒澤大学さんがとてつもなく強いですが、あまり引け目は感じていない。戦えるという手応えがある」と自信を見せた。


現時点で区間配置は「5割くらい決まっている」といい、復路の戦力を厚めにした場合は往路終了時に「2分であれば逆転できる」とも明言。キーマンにはエース平林と山登りの5区の出走選手を挙げ「柱となる選手がちゃんと戦えば、それを見ている2日目(復路)の選手の勇気にもなる。平林の走り、往路を走る選手たちの走りが結果を左右させる」と期待を寄せた。復路勝負へ持ち込むためにも、レース前半の往路での粘りが不可欠となりそうだ。【藤塚大輔】

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