前回からの続き。義両親と義祖母、そして義弟が住んでいる義実家。義弟のダイチくん以外、全員インフルエンザに感染してしまったそうです。そこで症状が何もないダイチくんが、わが家に泊まりたいといってきました。けれど私は妊娠7か月。もしダイチ君が感染していれば、感染する可能性があります。それなのに旦那(ユウキ)は宿泊拒否をした私に怒っています。旦那の怒っている顔を見ると自分の意見に自信がなくなり……思わず母に相談をしてしまいました。
母の挨拶に「いえいえ、ごゆっくり〜」と返す旦那。私に対して強気だったり意見をぶつけてきたりする姿とはまるで違います。(母には愛想いいんだから)
「そうなんです。弟だけは症状がでてないんですけれど、このままだと……」旦那が私のほうをちらっと見ました。まるで責任は私にあるかのような態度です。
「そうよね(笑)。大人だし、ひとりできっと何とかできるわよね。さすがにこちらには妊婦がいて、お姉さんには小さい子がいて、頼るなんてことはしないでしょう」
ニコニコしながらも正論をぶつけてきた母に、旦那はたじたじです。母がいうように、家族がインフルエンザに感染したからといって堂々と周りに迷惑をかけていい理由にはならないはずです。
母は、私の味方になるために今日きてくれたのです。自分からSOSを出せば、助けてくれる人が近くにいました。それなのに私は今まで何でもひとりでできる気になって、でもできないから落ち込んで……。
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そのことにやっと気づけました。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・林檎りん 編集・塚田萌
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