俳優の浅野忠信さん、阿部進之介さん、田中一平さんらが『MIRRORLIAR FILMS Season6』公開初日舞台挨拶に登壇しました。
【写真を見る】【浅野忠信】15年ぶりの監督作品は “分かりづらい作品” 「ひとつ種明かしをすると」に感嘆のため息
MIRRORLIAR FILMSとは、俳優の山田孝之さん、阿部進之介さん、映画「デイアンドナイト」「Winny」などをプロデュースした伊藤主税さんが発起人となって2020年に始動した短編映画プロジェクト。今回の『MIRRORLIAR FILMS Season6』には、あわせて全5作品のラインナップが到着しました。
その中の『男と鳥』で15年ぶりに監督を務めた浅野忠信さんは、“MIRRORLIAR FILMSで阿部さんが撮った短編を観させていただいて。僕も適当に撮ったものを観てもらったりして、それで(阿部さんから)浅野さんも撮らないか?ってことでこの作品を撮らせてもらった”と、監督としての始まりを明かしました。
続けて、『男と鳥』について、“分かりづらい作品だったな”と、ポツリ。“観た人からも、なんだか分かりませんでしたって言われることが多くて。だから一つだけ種明かしすると、ゾンビ侍がナマハゲに「5分後に届けろ」と箱を渡されて、届けた先にもナマハゲがいる。「何も入ってないじゃないか」ってなるけどよく見ると白い粉みたいなのが入ってる。” と語り、浅野さんがその粉が何かを明かしたとき、会場からは感嘆の声が漏れました。
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出演した田中さんは、そこに込められた意味を“現場で聞いてなかった”と明かすも、「浅野組」の現場について“最高に楽しくて夢のような時間だった。(浅野さんは)ゆるいんですけど、皆をちゃんと見てくれる人”と、撮影した日々を回顧しました。
阿部さんは、“短編映画は日本にあまり馴染みがないと感じます。映画というものが身近で敷居の低いもので、皆さんに楽しんでいただけるものであってほしいと常に思っています”と映画への思いを語りつつ、“「企業版ふるさと納税」の制度を利用して、いろんな地方都市で映画を撮っています。映画作りは人の活力になって、絆を生んで、人生を変えるもの。こういう活動もどんどん広がっていきますので、注目していただけたらと思います”と、「MIRRORLIAR FILMS」発起人としての思いも語りました。
そして浅野さんは、15年ぶりの監督が“すごく楽しかった”と語り、今後の監督活動についても意欲的。「MIRRORLIAR FILMS season7」は、加藤浩次さん、加藤シゲアキさんが監督を務めることがすでに決定している中、阿部さんは“なぜか「season7」も(浅野さんは)監督やろうとしてるけど、お断りです(笑)”とバッサリ言い放ち、会場の笑いを誘いました。
【担当:芸能情報ステーション】
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