結婚式のクライマックスと言えば、新郎新婦による誓いの言葉だろう。それなのに埼玉県の40代男性は、「ツボって声が震えるレベル」の事態になったと打ち明ける。
男性自身の結婚式でのこと。
「初めてデートで行った東京タワーに真下にあるオシャレな式場で式を行うことに。事前に数か月の打ち合わせからいざ本番に」
思い出の場所で、感慨深い結婚式になるかと思いきや……(文:天音琴葉)
打ち合わせ時は流暢な日本語 → 本番「ホンジツ、コノフタリハ……」
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開始前に式場の神父と思われる外国人から、進行について最終打ち合わせがあった。式が始まったら神父が一人で進行するから、安心して任せられる人であってほしいものだ。すると、
「『こちらが全て指示しますので何も心配しないで下さいね! 新郎新婦さんには何も覚えて頂かなくて大丈夫です! おめでとうございます!』ってペラペラの日本語で教えてくれたのでホッとしてました」
と、神父の流暢な日本語を聞いて不安が吹き飛んだ男性。とは言え本番では緊張するものだ。神父は「めっちゃ笑顔」だったが、新郎新婦は「緊張してた」というのも無理もない。だがこのあと緊張が一瞬にして解ける出来事が……。
新婦が入場し終えたときだった。
「神父さんが『ホンジツ、コノフタリハメデタくフウフトナリマシタ』とかいきなりカタコトの日本語に。いや、15分前までお前普通に日本語話してたやん。ってツボにはまり、隣を見ると新婦も下を向いてツボにはまり、誓いの言葉すらツボって声が震えるレベル」
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挙句に、必死で笑いを堪えていた二人の背中を見た参列者から、「感動して2人とも泣いてたんだね」と言われたそう。
「日本人と変わらないレベルだった神父が急にカタコトになっててツボって抜け出せない。どこの式場もそんな感じなんでしょうか」
と疑問を投げかけた男性。神父がたどたどしい日本語を話したのは、外国人らしく話すようにという式場からの指示だったのだろうか。男性はこんなオチで結んだ。
「結果的に離婚したので誓いは守れませんでしたが仏教徒なので特に気にしてません」
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