9日に膀胱がんのため77歳で死去したフリーアナウンサーの小倉智昭さんの追悼番組が14日、フジテレビで放送された。
【写真】小倉智昭さんと頬を寄せ合って笑顔を浮かべる菊川怜 番組冒頭では今年5月に開かれた喜寿の祝いの席にて「実は今年の1月に余命1年半と医者には言われたんですけど、医者は透析覚悟で寿命を少しでも伸ばすように頑張りましょう、期待に応えて頑張らないといけないのかなと思います」と話す映像が映し出されたほか、結婚生活40年の妻・さゆりさんとの秘蔵ショットなどが公開された。
また小倉さん最後のテレビ出演となった11月23日放送の「小倉ベース」の様子も公開。冗談まじりに、“小倉節”を披露していた。
ナレーションは小倉さんと親交のあった佐々木恭子アナ、伊藤利尋アナ、笠井信輔アナらがリレーで務めた。
小倉さんは1947年5月25日生まれ、秋田県出身。獨協大学外国語学部卒業後、東京12チャンネル(現在のテレビ東京)に入社し、その後、フリーアナウンサーに転向。99年4月に始まったフジテレビ系朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』で22年にわたりMCを務め、フジテレビの朝の顔として親しまれた。2016年に膀胱がんを公表し、18年に膀胱全摘手術を受けた。21年10月には膀胱がんが肺に転移したことを公表していた。