真っ黄色のアイナメがSNS上で大きな注目を集めている。
「お客さんに『なんでこんな色なの!?』って何人にも聞かれて、
「これは婚姻色と言って〜」ってどやってたら「火を通したらどうなるの?」って聞かれて答えられなかったので調理してみた!
A,そんなに変わらん!(うまそう) 」
と件のアイナメを紹介したのは鮮魚店勤務の俺が工藤さん(@sakanakudo)。
アイナメは環境により赤褐色、紫褐色など様々だが、秋から冬の繁殖期のオスには黄色の婚姻色が現れる。しかしお味のほうにも変化はあるのだろうか?
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俺が工藤さんにお話を聞いた。
ーーアイナメは繁殖期になるとみんな黄色くなるのでしょうか?
工藤:基本黄色ですが、オレンジがかったものなど個体差はあります。婚姻色はオスにしか見られない特徴です。様々な魚種で起こりますが、個人的にアイナメが一番インパクトが強いと感じます。
ーー召し上がったご感想は?
工藤:味の感想は普通でした。アイナメを食べる頻度が少ないので違いはわかりません。焼く煮るといった調理ですと、こげや調味料の色が合わさってそれなりに美味しそうな見た目になりそうです。蒸すと色がそのまま残って面白そうですね。
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ーー投稿の反響へのご感想を。
工藤:食味、生態など様々な角度で魚に興味を持ってもらえると、魚好きとしてはうれしく思います。
◇ ◇
SNSユーザー達から数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。もし黄色いアイナメを見かけた方は安心して召し上がっていただきたい。
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(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)