『光る君へ』演技が“光った”俳優ランキング!3位ロバート・秋山、2位岸谷五朗を抑えた1位は?

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2024年12月16日 06:10  web女性自身

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12月15日、15分拡大で最終回(第48話)「物語の先に」が放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』。



平安時代から読み継がれる「源氏物語」の作者である紫式部の波乱の生涯を描いた本作。紫式部ことまひろを演じるのは吉高由里子(36)だ。



いよいよ最終回を迎えた本作。《こんなにハマった大河は初めて》と、視聴者の評判もすごぶる上々。『功名が辻』に次ぎ2度目の大河作品となる大石静氏の脚本とともに、俳優たちの演技の良さも、人気を押し上げた要素の1つだろう。



そこで、本作で特に「演技がよかった」と感じた俳優・女優は誰なのか、『光る君へ』視聴者を対象にアンケートを実施した。今回は、俳優編の結果を紹介する。果たして最も演技が光っていたのはーー。



第3位に選ばれたのは、藤原実資(ふじわらのさねすけ)を演じたロバートの秋山竜次(46)。実資は、道長の先輩格で政治や儀式などに詳しい天皇の側近。個人の利得や名声などに流されない筋の通った良識人で最終的には右大臣にまで昇進するという、普段のコメディアンとしての印象からはかけ離れたキャラクターを演じた。



アンケートでは、《秋山さんが演じる藤原実資は賢人右府と呼ばれていた人なので、どう演技するなのか気になったが、コミカルな場面もシリアス場面も上手に演じられていてとてもよかったと思う》《ほんとに芸人なの!?って思うほど演技上手くて、実資という歴史人物を演じきって、真面目で堅物で流されず、ブレないで信念を通すところとか、憤りの演技が迫力あってよかった!毎回オープンで実資いるかなって確認するほど》と独特の人柄を見事に表現した秋山の演技力に賞賛の声が。また、《オウムとのシーンがとてもよかった》と、ペットになったオウムとの可愛げのある掛け合いも人気だった。



初の大河出演とあって、当初は「コントキャラみたいにならないか心配」と語っていた秋山だが、その心配は無用に終わったようだ。



第2位に選ばれたのは、まひろの父・藤原為時(ふじわらのためとき)を演じた岸谷五朗(60)。和歌や漢籍に通じる文人で、まひろが文学の道に進むきっかけとなった。ドラマ内では、藤原道兼がまひろの母親を殺したことを為時が隠蔽したことで対立していたこともあったまひろと為時だが、徐々に互いを理解するように……。移り変わっていく親子の関係性を、繊細な表現で演じ切った。



また、ドラマ前半、才能あふれるまひろに対し「男の子であったらよかった」と言っていた為時だが、第32回「誰がために書く」でまひろが内裏りに出仕した際には「おなごであってよかった」とあたたかな言葉を贈る。まひろのありのままを認めた、為時の一言は視聴者に大きな感動を与えた。



そんな岸谷に対してアンケートでは、《演技感がなく、自然に見ることができたから》《学者として、父親としての演技が素晴らしかった》《何気ないシーンでも貫禄ある演技で、その独特の世界観に引き込まれてしまう》とその細やかな演技力に賞賛の声が相次いで寄せられた。



そして第1位に選ばれたのは、藤原道長(ふじわらのみちなが)を演じた柄本佑(37)。歴史上の人物・藤原道長に対する、“傲慢な金持ち”という世間のイメージを覆す、人間的な道長像を表現した。



作中でまひろと道長は、互いに惹かれ合うものの、その恋路は身分の壁に阻まれてしまう。想いを募らせる道長がまひろを見つめるシーンは度々描かれたが、その眼差しから複雑な恋心が伝わってくると話題に。また、出世に伴い重荷を抱えていく道長だが、まひろの前だけでは、お互い素性を知らぬまま出会った当時の「三郎」に戻るーー。そんな表現力も注目を集めた。



柄本が今回のドラマにかけた思いは、役作りの点でも明らかだった。9月、吉高は自身のXで《烏帽子の下は パイナップルヘア すんごい夏を感じます笑 地毛でやってるの凄くない!? 私よりもロン毛なのよ》と地毛でちょんまげを作った柄本の様子を公開。さらに、作中で描かれる剃髪シーンも“地毛対応”だった。11月1日に放送された『あさイチ』では「ちょんまげも地毛でやって、だから頭を剃るのも地毛でやりたいんですけどっていうのをご相談して。それで、無事……」と、自らの希望だったと明かしている。



アンケートでは、《艶やかな平安時代の男性を見事に表現しているから》《まひろと初めて結ばれた場面等、とても色気を感じた》《まひろもだけど、道長の顔の表情だけでも細やかな演技が光っていた》《本当に剃髪して役作りに注力している》と、柄本を絶賛する声が多々寄せられた。演技にかけた柄本の思いは、しっかりと視聴者に伝わったようだ。

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