今年6月、バッキンガム宮殿のバルコニーに登場したウィリアム皇太子一家。子どもたちの学校が冬休みになり、家族はクリスマス休暇に入った(『The Prince and Princess of Wales Instagram「A memorable day at The King’s Birthday Parade.」』より) ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃がクリスマス休暇に入った。夫妻は、子どもたち3人が通う学校の冬休みが始まると同時に、英ノーフォーク州サンドリンガムにある別宅アンマー・ホールへ向かった。サンドリンガムでは毎年、クリスマス当日に王室メンバーが集まる。今年もウィリアム皇太子一家は現地での礼拝やクリスマスランチに参加する予定だ。
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ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の息子ジョージ王子(11)、娘シャーロット王女(9)、末っ子ルイ王子(6)は、英ウィンザー城の近くのランブルックスクールに通っている。
同校は13日(以下、日付はすべて現地時間)が今年最後の出校日となり、2025年1月8日までは3週間半の冬休みとなる。
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、子どもたちの冬休みが始まると同時に一家で英ノーフォーク州サンドリンガムにある別宅アンマー・ホールへ向かい、クリスマス休暇に入ったことを複数の現地メディアが報じた。
アンマー・ホールは故エリザベス女王から結婚祝いとして贈られた別宅で、ジョージアン様式の建物だ。ウィリアム皇太子一家にとって、夏の休暇なども過ごす保養地であり、クリスマス期間には王室メンバーと集う前にくつろぐ場所でもある。
英王室では毎年、クリスマスになると君主を中心に王室メンバーがサンドリンガムに集まり、家族で祝う伝統がある。
クリスマス当日の25日には、セント・メアリー・マグダレン教会で行われる礼拝に出席するため、チャールズ国王夫妻をはじめとする王室メンバーが教会へ向かう姿が恒例となっている。
礼拝後には、サンドリンガムハウスで国王が主催するクリスマスランチが行われる。家族は食事を楽しんだ後、ジェスチャーによる言葉当てクイズ「シャレード・ゲーム」などで盛り上がるとされる。
今年はチャールズ国王とキャサリン皇太子妃ががんの治療を受けるなど、王室メンバーにとって困難な一年だった。
王室関係者が米メディア『Vanity Fair』に語ったところによれば、今年のクリスマスランチは40名ほどの親族が出席する“過去最大級のファミリー・クリスマス”になる予定で、その計画について次のように説明した。
「特別な大家族のクリスマスのために、(親族の)全員がサンドリンガムに集まるというのが実際のプランです。ウィリアムとキャサリン、子どもたちも参加する予定です。チャールズ国王とカミラ王妃は、最も親しい人々と一緒に祝うことを望んでいます。」
また、英メディア『Express.co.uk』では、ヘンリー王子とメーガン妃はサンドリンガムの集いに参加せず、クリスマス休暇中にいとこであるユージェニー王女とその夫ジャック・ブルックスバンク氏、息子オーガストくん(3)、アーネストくん(1)を米カリフォルニア州モンテシートの自宅に招待したと伝えている。
ある情報筋によると、ユージェニー王女一家はサンドリンガムにも招待されているものの、年末年始には米国を訪れることを検討しているという。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「A memorable day at The King’s Birthday Parade.」』『The Royal Family Instagram「This morning The King and Queen and other members of the Royal Family attended a Christmas service at St Mary Magdalene Church in Sandringham.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)