スペイン発のファストファッションブランド「マンゴ(MANGO)」が、同社の創業者で非常勤会長のイサック・アンディック(Isak Andic)が死去したことを発表した。同社は死因を明らかにしていないが、バルセロナ近郊で家族とハイキング中に転落したと、複数の海外メディアが報道している。
イサック・アンディックは、1953年にトルコ・イスタンブールで生まれ、1984年にスペイン・バルセロナでマンゴを創業した。マンゴは1992年にポルトガルに出店して海外進出を果たし、1995年にはアジア初のショップを台湾とシンガポールにオープン。1997年には、海外の売り上げがスペイン市場の売り上げを上回るようになった。現在は世界で2700の販売拠点を有しており、2023年度は前年比で15%増となる31億ユーロ(約5018億7915万円)を売り上げた。
日本においては、2016年にロコンドと日本国内における販売独占契約を締結しており、現在も2023年にロコンドから社名変更したジェイドグループが、同ブランドの公式オンラインストアを運営している。
(1ユーロ=約161円)
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。