「積水ハウス」などが物流拠点の効率化で協業 「2024年問題」に対応

ドライバーが不足する「2024年問題」が深刻となる中、ハウスメーカーと物流大手が異例のタッグを組みます。

きょう、積水ハウスなど大手ハウスメーカー3社と物流大手「センコー」は、住宅の資材などの輸送で全国に持つ物流拠点やトラックを共同で利用し、効率化を図っていくと発表しました。

通常の10トントラック2台を連結させた全長24メートルの「ダブル連結トラック」を活用。輸送力が倍増し、トラックの台数にしておよそ2160台分の労力が削減され、ドライバーの労働時間も減るとしています。

積水ハウス株式会社　野間賢 専務執行役員
「近い将来、モノが運べなくなるんじゃないかと、強い危機感を持っておりました」

また、「物流を効率化し、環境面でも貢献したい」としています。