前回からの続き。私(義母)は、現在夫と2人暮らしをしています。娘のユリコはケイタさんと結婚をして、高校3年生のカナちゃんがいます。息子のリョウジはアコさんと結婚をして、私立中学に通うモモちゃんがいます。ある日ユリコからカナちゃんの大学費用が足りないと相談されます。私はすぐに月々の援助を申し出て、リョウジも月2万の援助をしてくれると言ってくれました。それなのに、アコさんが余計なメッセージを送ってきたのです……!
カナちゃんは真面目に勉強を頑張っているらしく、ユリコから「K大の指定校推薦がもらえるかもしれない」と報告を受けました。私は夫に黙ってわが家の貯金の一部を渡すことにしたのです。そしてリョウジにも少し出してもらうことに……。
その後アコさんに連絡をしてもまったく出てくれる気配はありません。案の定、怒った夫は私を問い詰めてきました。「ユリコはリョウジにカナの学費を出させるつもりなのか? まさか、お前も援助していたりはしないよな?」
夫にきつく叱られてしまいました。私は娘と孫可愛さに、先のことを考えずに金銭援助を申し出てしまったのです。今回カナちゃんに大学費用の援助をしたら、この先モモちゃんにも援助しないわけにいかなくなります。そうこうしていくうちにお金が減り、私たちの老後が回らなくなったら……?
夫の言うとおり、身の丈に合った暮らしをした方がいいのは明らかでしょう。アコさんに「姉と弟の間のことだから」と強く言ってしまったことを後悔しています。後で娘には「やっぱり援助はできない」と断り、息子とアコさんには謝ろうと思います。
【第7話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子
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