バドミントン女子シングルスの大堀彩(28=トナミ運輸)が現役最後の試合となったワールドツアーファイナルズを終え、さわやかな笑顔で競技人生に別れを告げた。
16日、中国・杭州から成田空港に帰国。年間王者を決める国際舞台で初出場ながら銅メダルをつかみ「これ以上ないバドミントン人生。後悔は全くない」と明るい表情を見せた。
3歳で競技と出合い、福島・富岡高時代からコーチを務める父均さんと二人三脚で歩んできた。今夏は初出場となったパリ五輪で8強。11月に今年限りでの引退を表明した中、今大会も1次リーグ3戦全勝と躍動した。最終戦後には均さんから「よく頑張った」と声をかけられたといい「初めて褒めてもらった。最後は自分が自分で良かったと思えた」とうなずいた。引退後のビジョンについては明言しなかったが「何らかの形でバドミントンに携わっていけたら」と望んだ。
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