ひろゆきがファッションブランド「モードインジャパン」を立ち上げ “燃えにくい、切れにくい”衣服を開発

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2024年12月16日 19:51  Fashionsnap.com

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 2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)の創設者でありインフルエンサーの西村博之(以下、ひろゆき)が、ファッションブランド「モードインジャパン(Mo,de in Japan)」およびその運営会社となる株式会社made in Japan(以下、メイドインジャパン)の設立を発表した。12月16日の今日、同ブランドの立ち上げおよび会社設立に伴う発表会を開催。ひろゆきが登壇し、ブランドについて説明を行った。

 メイドインジャパンは、日本の隠れた職人たちによる製品を世界に広めることを目的に、優れた技術力を有する企業とパートナーを締結し、日本の中で埋もれている良質な技術を発信。事業第1弾としてスタートするモードインジャパンは、丸井織物と共同で立ち上げた。宇宙服や防弾チョッキ、防刃チョッキ、寒冷地作業服に使われるアラミド繊維100%を使用した「燃えにくい、切れにくい」衣服として、ショートスリーブTシャツ(3万1900円)やロングスリーブTシャツ(3万7400円)、フーディー(5万9400円)、ジップアップパーカ(7万400円)を揃える。現在、公式オンラインストア限定で取り扱っている。

 ひろゆきは、同社立ち上げの経緯について「これまでも『丈夫な素材なら破れずに一生着られるのでは?』と思い、アラミド繊維の服を愛用していたこともあり、自分で100%のものを作られたら良いな、というところを着想源に、昨年から試作を繰り返していました」と説明。社名については「海外では日本製品が高く評価されていますが、日本人はそれを実感できていません。例えば、イギリスで上場した『Superdry 極度乾燥(しなさい)』は、世界40ヵ国以上で流通されていますが、日本人は意外と知らない。そういう背景を踏まえて、材料の調達から縫製まで全てを日本でやっていることを示すために『メイドインジャパン』と名付けました」と話した。同社では、モードインジャパンに加え、今後も日本製のものに関連した事業を展開していくという。
 発表会には、ひろゆきのほか、メイドインジャパンに取締役として参画する丸井織物の宮本智行代表取締役専務と、クリエイターのエージェントを行うGUILDの代表取締役で、同ブランドの広報を務める高橋将一、丸井織物の専門家である金山拓夫と大井拓郎が登壇。Tシャツをバーナーで炙り、ナイフで切り込みを入れようとするなどのデモンストレーションを実施し、アラミド繊維の耐火性と耐刀性を見せた。モードインジャパンのアイテムは、いずれも「消防庁・消防隊員用個人防火装備に係るガイドライン」で要求される「ISO11999-3」と同等の耐火性能を持ち、耐切創レベルは、刃物やガラスを取り扱う作業に使われる耐切創手袋と同等の3Cとなる。

 同ブランドは今後、海外への商品展開も見据えており、事業参画パートナーを随時募集しているという。

■モードインジャパン:公式サイト

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