「ミノル! あんた男は仕事だけしていればなんて、イマドキ思っていないでしょうね?」
義母はミノルを叱りながら、私のことをいつも気にかけてくれていました。
私の実家は遠方ですが、義実家はわが家から車で30分ほど。義父は10年前に亡くなり、今は義母がひとりで暮らしています。
義父が亡くなったときも……。
「私はひとり暮らしを満喫するから、同居なんて言わないでよね」
と、言ってくれるような人なのです。
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しかし……。
義母は優しくて気遣いができる人で、本当に絵にかいたような「神・義母」でした。
私はそんな義母が大好きだったし、尊敬していました。
しかし病状が思った以上に進行してしまっていて、とうとう余命宣告されてしまったのです。
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あの優しかった義母が亡くなってしまう。
夫は「母のためなら……」と同居もよぎったようですが、先に義母から断られてしまったのだそう。
”今の生活のまま”義母は余命を全うしたい。
その意思を大切にして、私たちはできるだけ頻繁に会いにいこうと思ったのでした。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙