うちの子どものお年玉の金額が多かったのは、先日、私たちが実家の稲刈りを手伝ったからです。そのお礼もかねていたのです。
「こんな露骨に孫差別をされては、子どもたちが可哀想です! こんなことならもうここには来られません!」
と主張するサエさんと、それを優しく慰める弟……。
そもそも、もらったお年玉の中身をその場であけさせること自体、私にとったら非常識。しかも、うちの娘のお年玉袋を強引に取りあげて、勝手に中身をみました。そんなことをした子どもをなぜ叱らないのでしょうか?
弟は、子どものしたことでこんなに責められる筋合いはないという言い分。私はことの経緯を順を追って説明させてもらいました。
私は実家に来て頻繁にいろいろ手伝っていた。だから母はそのお礼として娘の面倒もみてくれた。そしてお年玉も多くなった。
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ちなみにサエさんは、昔から実家に来てもな〜んにもしません。座って用意したご飯を食べるだけ。もちろん当日の手伝いもしません。
「家族のだれかが実家の役にたてば、そのお礼が子どもたちへのプレゼントになる」これがうちの実家の方針なのです。
サエさんはお年玉の金額に差をつけたことを「孫差別」だと言いました。
それについて、わが家は家のことを手伝った分だけ孫に還元されると説明しました。
私たちは、先日実家の稲刈りをしましたし、今日のご馳走だって実家で準備をしたのは私です。
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弟とサエさんは自分の子どものマナーが悪くても叱らず、他人を責める。私の怒りもとまりません。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・善哉あん 編集・石井弥沙
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