おととし2月、千葉県我孫子市の自宅で当時3歳の息子を布団で巻いて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている母親の初公判が開かれ、母親は起訴内容を認めました。
無職の永沼楓月被告(28)はおととし2月、我孫子市の自宅アパートで当時3歳の長男・奏良ちゃんに対し、全身を布団で巻いて放置し死亡させた傷害致死の罪に問われています。
きょう午前、千葉地裁で初公判が開かれ、永沼被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で当時の夫が育児に参加しなかったと指摘したうえで、「奏良ちゃんが地団駄を踏むようになり、2021年11月には虐待を疑われて通報され、精神的に負担を感じるようになっていた」などと主張しました。
一方、弁護側は事件当時、永沼被告は子育てで精神的に追い詰められ余裕がなかったなどとしたうえで、「痛めつける気持ちはなかった」と主張しました。
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判決は今月25日に言い渡される予定です。