第101回東京箱根間往復大学駅伝(25年1月2、3日)に6年連続で出場する創価大の取材会が17日、オンラインで行われ、エースの吉田響(4年)が「山の神」へと名乗りを挙げた。
10月の出雲駅伝では2区で区間賞、11月の全日本では2区で区間2位と平地での走力も高い。それでも本人は山登りの5区(20・8キロ)にこだわりを持つ。「5区で山の神になるという目標を持っている。そこに向けた走りを見せていければ」。前回大会では城西大の山本唯翔が1時間9分14秒で区間新記録を樹立。それを上回るタイムを見据える。「いまは68分台の区間新記録を目標にしている。自分がそのタイムで走ることによって、優勝への1歩が近づくと思う」と宣言した。
東海大1年のときに5区で2位と奮闘。3年となる23年春より創価大に編入し、前回大会でも5区で起用されたが区間7位にとどまった。「昨年以上にクロカンだったり、山を意識した動きをつくることや、補強を行ってきた。山の神になるために4年間頑張ってきた」と力を込める。
チームは出雲、全日本といずれも4位。箱根では往路優勝と総合Vを目標に掲げる。その頂きへ、山の神が導く。【奥岡幹浩】
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