『薬屋のひとりごと』より、主人公・猫猫が作り出した「“媚薬”チョコレート」を再現できる公式レシピが誕生。原作者・日向夏が完全監修のもと、身近な食材で“媚薬”チョコレートが誰でも作れるレシピが公開されている。これを皮切りに、『薬屋のひとりごと』料理を扱った連載が「S Cawaii!」にてスタートした。
『薬屋のひとりごと』は、日向夏による同名小説を原作とする後宮謎解きエンタテインメントだ。後宮を舞台に、元薬師で“毒見役”となった少女・猫猫が、毒や薬の知識を駆使し宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する姿を描く。「ビッグガンガン」および「サンデーGX」の月刊誌2誌でコミカライズもされている。
TVアニメは第1期が2023年10月より2クール連続で放送され、稀代の毒好き娘・猫猫による推理劇や、猫猫と美形の宦官・壬氏とのコミカルなやりとりなどが人気を博し、X(旧Twitter)のトレンド1位も獲得した。1月10日より連続2クールにて放送開始予定の第2期は、その待望の新作として多くのファンが注目を寄せている。
このたび、原作小説の第一巻・九話「可可阿」で登場した「“媚薬”チョコレート」を、現実世界の自宅で再現できる原作者・日向夏監修の公式レシピが登場。「媚薬を作ってくれないか?」という壬氏の命令で猫猫が作った禁断の味を、自分で作って食べることができる。
九話「可可阿」にて届けられた可可阿(カカオ)は、種子のままではなく粉末になったものだった。牛乳、乳酪(バター)、砂糖、蜂蜜、蒸留酒に乾燥した果実、匂い付けの香草油。どれも栄養価の高い高級品であり、同時に強壮剤として利用されるものである。
そんな材料を、現実ではドライフルーツ、ピュアココアパウダー、粉砂糖、バター、牛乳、蜂蜜で再現。さらにお好みでブランデー、バニラエッセンスも加えることができる。
壬氏の命令に驚きと好奇の色が浮かべた猫猫が作り出した“媚薬”チョコレート、気になるお味が一体どのようなものなのか。
詳しい作り方、調理動画はマガジンサイト「S Cawaii!」にてレシピが掲載中。同サイトでは、今後も『薬屋のひとりごと』料理レシピ連載が掲載されていく。第2回は2025年1月頃に更新予定だ。
料理・レシピ考案/真楠ヨウ 撮影/鈴木泰介 スタイリング/坂上嘉代