TOTOとLIXIL、どちらをトイレリフォームに勧める? 149人のプロに選ばれたのは

マッチングプラットフォームのゼヒトモは、17日、「トイレリフォームで人気のメーカー(TOTO、LIXIL)に関するアンケート」の結果を発表した。調査はゼヒトモに登録しているリフォーム業者を対象に、2024年11月29日から2024年12月6日までインターネット上で行われ、149の回答サンプルを得た。


○TOTOとLIXIL、どちらがトイレリフォームにおすすめか?


調査の結果、TOTOが55.4%、LIXILが44.6%と、TOTOを勧める業者が多かった。TOTOを勧める理由としては、「品質が良い(76.8%)」「価格が安い(7.3%)」「サポートが良い(6.1%)」「種類が豊富(4.9%)」「納品が早い(3.7%)」などが寄せられている。



一方でLIXILを勧めた理由には、「価格が安い(63.5%)」「品質が良い(14.3%)」「種類が豊富(9.5%)」「サポートが良い(11.1%)」「納品が早い(4.8%)」という回答が集まった。この結果から、TOTOの強みは高品質性、LIXILの強みは経済性の高さであることが読み取れる。

○プロがおすすめするトイレ、2位はTOTO「ネオレスト」。1位は?



さらにリフォームのプロがおすすめする商品と、その理由を調査。上位5つのモデルを発表している。



1位「ピュアレスト」(TOTO)


汚れにくく掃除のしやすいタンク式便器のピュアレストは、手ごろな価格でありながら、スタイリッシュで高機能な人気モデル。暖房便座やウォシュレットなどのオプションが豊富で、好みに合わせた快適なトイレ空間を実現できる。



おすすめする理由には、「ウォシュレットの機能がいい」「コストパフォーマンスがいい」「壊れても修理しやすく長く使える」といった意見があった。



2位「ネオレスト」(TOTO)


快適性と清潔性、エコ性能に優れたプレミアムモデル。TOTOの最新技術を搭載しており、掃除機能はもちろん、インテリアに合わせたカラーバリエーションも豊富。最上級モデルのNXでは、トイレ空間全体をコーディネートできる。



こちらは「性能や使い勝手がいい」「取り替えやすい」「スマートで洗練されたデザイン」といった理由だった。



3位「アメージュ便器」(LIXIL)


さまざまな排水形式に対応しているため、住まい環境に合わせて柔軟に施工可能。温水洗浄便座と組み合わせて、さらに快適な利用も目指せる。表面がツルツルのアクアセラミックを使用したフチのない構造が、汚れにくくて掃除しやすいのも人気のポイントだ。



プロからは「コストパフォーマンスがいい」「さまざまな排水芯に対応している」「メンテナンス性に優れている」といった声が上がっている。


4位はLIXILの「アメージュシャワートイレ」、5位は同じくLIXILの「サティス」がランクインした。TOTOとLIXILともに、比較的安価なモデルに人気が集まっており、「そこまで高くない予算で快適なものを選びたい」という施主の要望が反映されていることが見て取れる。（岩木華子）