リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、カラバオ・カップ(EFLカップ)準々決勝サウサンプトン戦における日本代表MF遠藤航の起用を示唆した。17日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。
今夏に招へいしたスロット新監督の下、ここまでリーグ戦11勝3分1敗を記録しながら勝ち点「36」の首位に立つリヴァプール。カップ戦でも好調を維持している同クラブは、10月30日に開催されたカラバオ・カップ4回戦でブライトンを撃破し、サウサンプトンと激突する準々決勝へと駒を進めた。
イエローカードの累積により当日はベンチ入りができないスロット監督だが、「すべてのトロフィー獲得を目指して戦い、すべてのカップ戦で長い間勝ち進むのはリヴァプールにとって普通のことだと思っている」とカラバオ・カップ連覇への決意を表明。「他のチームも素晴らしい競争相手ばかりで、これは挑戦だ。リーグカップでは勝ち進んでいる他のチームを見てみると、どのチームも決勝まで簡単な道のりではないだろう」と見解を口にしている。
また、今季は途中出場がメインとなっている遠藤について、「ワタ(遠藤の愛称)はそれほど多くはプレーしていないが、私たちにとって幸運なことに彼は代表チームでプレーしている」と述べつつ、「リーグカップでプレーできる数少ない機会は、彼のリズムを保つのにも役立つだろう」とサウサンプトン戦での起用を示唆した。
なお、サウサンプトンには日本代表DF菅原由勢が所属。“日本人対決”に期待が集まるカラバオ・カップ(EFLカップ)準々決勝・サウサンプトンvsリヴァプールは、日本時間19日早朝5時にキックオフを迎える。