アメリカ・ニューヨークで大手保険会社の最高経営責任者が射殺された事件で、26歳の男がテロ行為による殺人罪などで起訴されました。
ニューヨーク州の検察によりますと、テロ行為による殺人罪などで起訴されたのはルイジ・マンジョーネ被告(26)で、4日早朝、マンハッタン中心部のホテルの前で、大手保険会社「ユナイテッドヘルスケア」のブライアン・トンプソンCEO(50)を背後から拳銃で撃ち殺害した罪に問われています。
検察は、マンジョーネ被告が多くの人が行き交う街の中心部でトンプソンさんを待ち伏せしたうえで殺害したことに触れ、「綿密に計画された犯行で注目を集め、市民に脅威を与えることが目的だった」と指摘しました。
ユナイテッドヘルスケア社は、マンジョーネ被告も両親も同社の保険に加入していなかったと発表しています。
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