日産自動車は18日、都内で「BEAMS EDITION」の発表会を開催。ファッションブランド・ビームス監修によるオリジナルデザインの特別仕様車を「ルークス」「日産サクラ」など6車種で、きょうから台数限定で販売すると発表した。
【写真】かわいい!運転しやすそうな『ルークス-ビームスエディション』
今年1月に『東京オートサロン2024』において、「ルークス」をベースにしたコンセプトカー「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」を発表したところ、市販化の要望が多かったことを受けて実現。ニーズに合わせて選べるよう「ルークス」「日産サクラ」「セレナ」「エクストレイル」「ノート」「デイズ」の6車種を展開。ビームスの“本当に良いものに裏表はない”という思想を反映させ、裏返しにしたデニムを再現したシートカバー生地を採用。通称、“赤耳”と呼ばれるほつれ止めのアクセントを座面に入れ、ビームスのピスネーム(タグ)やポケットなどのジーンズのデザインをインテリアに落とし込んでいる。
コンセプトカーのエッセンスを踏襲しながらも、機能性を確保したデザインとなっている。ビームスSSZディレクター/BEAMSバイヤーの加藤忠幸氏は「デニムはファッションの世界において外せないアイテム。デニムほど履けば履くほどなじんできて愛着の湧くものはない。車も運転すればするほど愛着が沸いてくる生活の一部。ファッションと車で共通する愛着、愛を込めたシートになっている」と説明した。
また、日産自動車日本マーケティング本部チーフマーケティングマネージャーオフィスの西村奈津子氏は「ファッションには興味関心があるが、これまでの車の興味を持てなかった方、日産とのご縁がなかった方を主なターゲットをしております。特に若年層の方々に知っていただき、日産にも興味を持っていただくことで、新しい顧客の開拓することを目指す」と語った。
発表会には、日産自動車常務執行役員の神田昌明氏、ビームスクリエイティブ代表取締役社長の池内光氏、ビームスクリエイティブビジネスプロデュース部プロデューサーの井上博喜氏も登壇した。