バルセロナがウルグアイ代表DFロナルド・アラウホおよびオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとの契約延長を画策しているようだ。17日、『ムンド・デポルティーボ』や『スポルト』など複数のスペインメディアが伝えている。
度々負傷に悩まされながらも、バルセロナでここまで公式戦通算150試合に出場しているアラウホと、公式戦通算226試合に出場しているF・デ・ヨング。最終ラインおよび中盤の主力として活躍し続けている両選手だが、ともに2026年6月末に契約満了を迎えることに加え、国外メガクラブからの関心が明らかになっていることから去就には注目が集まっている。
今回の報道によると、バルセロナは両選手との契約延長の可能性を探るべく、すでに関係者との交渉を開始しているとのこと。クラブ側は契約延長を望んでおり、選手側もバルセロナでのキャリア継続に前向きと伝えられている。一方で、今シーズン中に新契約締結の目処が立たなければ、移籍金を回収するために来夏の移籍市場での売却に乗り出す可能性が高いようだ。クラブ側のこうした方針はすでに選手側にも伝達済みだという。
また、バルセロナはアラウホとF・デ・ヨング以外にも多くの主力選手との契約延長を画策しており、スペイン代表MFペドリと同MFガビについては既に大筋合意している模様。スペイン代表GKイニャキ・ペーニャ、フランス代表DFジュール・クンデ、ブラジル代表FWハフィーニャの3選手についても新契約締結に向けた動きが見られ、とりわけクラブ側はクンデとハフィーニャとの交渉に注力する可能性が高いと報じられている。
一方で、2026年6月末に契約満了を迎えるデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンの去就は不透明であり、動向を注視しているレヴァークーゼン所属のドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得に成功した場合には、売却に踏み切る見込みだという。