「うちの実家でのんびりすれば?」フユヒコは言いますが、義母たちがおもてなししてくれるのに、自分だけダラダラなんてできません。その気持ちを伝えると、フユヒコは「わかった」と言ってさっそく義実家に電話をかけはじめました。
「はあ!?」という義母の大きな声は、私の方にまで聞こえてきました。もしかして怒らせてしまった……? 「嫁が帰省を拒否した」だなんて、やっぱり印象は良くないのかも。どう思われたのだろうとドキドキしてしまいます。
私が正直に事情を打ち明けたところ、フユヒコはすんなり受け入れてくれました。しかしフユヒコが義母に伝えるために電話をしたところ……。電話口から「はあ!?」と義母の驚いた声が聞こえたのです。私の耳にまで届いたのですから、きっとものすごく大きな声だったのでしょう。
フユヒコは「わかったって」とあっさり話を終わらせたけれど、ひょっとしたら義母を怒らせてしまった……? 自分が言い出したことではあるものの、私はなんだか落ち着かない気分だったのでした。
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原案・編集部 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子