900人超のママたちが回答。お年玉の管理方法について教えてください<ママのリアル調査>

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2024年12月19日 09:30  ママスタセレクト

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新年の風物詩ともいえる“お年玉”。子どもたちにとっては、毎年楽しみにしている特別な贈り物でしょう。大人にとっても日本の伝統文化のひとつでもありますね。ところで、そのお子さんが受け取ったあとのお年玉は、どのように管理していますか? ママスタセレクトでは、「子どもがもらったお年玉、どうしていますか?」というアンケートを実施しました。選択肢には「親がすべて管理している」「子どもにいくらか渡し、残りは親が管理している」「子どもにまかせている」「その他」の4つを設定。900人を超えるママたちから回答が寄せられました。

“お年玉”全額を親の管理下においている家庭が約4割に



202411_お年玉の管理について
アンケート結果によると「親がすべて管理している」と答えたママがもっとも多く、全体の43.5%となりました。

子ども名義の口座にすべて貯金


なかでも多く聞かれたのが、子ども名義の口座で管理する方法です。
『子どもの口座に全額貯金』
『すべて貯金。将来、結婚して親元を離れていくときに渡すつもり』
いただいたお年玉は子どもの意向は関係なく「全額貯金」というママたちです。コツコツ貯めたお年玉を将来わが子へ手渡そうと考えるママたちも少なくありません。

投資信託で資産運用

『投資信託をしている』
貯金しているだけでは減りはしないものの増える期待がもてないのが現実なのでしょう。子どもの資産を投資で少しでも増やしてあげよう、と考えるママたちもいるようです。

4割弱が「子どもにいくらか渡し、残りは親が管理している」


お年玉は全額貯金するのではなく、「子どもにいくらか渡し、残りは親が管理している」と答えたママたちもいました。全体の37.9%にあたります。
『子どもと相談して使う金額を決め、残りは子ども名義の口座に預金』
『毎年決まった額は子どもたちに渡します。使い方は子どもたち次第。残りは子どもの口座に』
『好きなものを1つ買ったら、残りは貯金』
お年玉はあくまでも子どもがいただいたもの。使いみちに一定の自由を与えながらも、親が管理するスタイルが主流のようです。

「子どもにまかせている」家庭は1割強に


一方で完全に「子どもにまかせている」と答えたママは12.5%いました。
『子どもが貯金大好きで、タンス預金ならぬ勉強机預金をしています』
なかには「貯金大好き」なお子さんもいるようです。銀行などに預けることなく「机預金」。この方法にもこだわりがあるのでしょうか……? ほかにも「それほど高額ではないので、駄菓子屋に行ったときにお年玉で買わせている」という声もありました。金銭感覚を育てることを目的に子どもに任せている家庭もあるようです。

また「その他」を選んだ人のなかには、
『小銭は子どもに渡して好きに使わせ、お札は全額子どもの口座に入れている』
と、小銭とお札を区別するといったユニークな管理方法を設けている家庭もありました。

親がお年玉の管理にかかわる理由とは


「親がすべて管理」「子どもにいくらか渡し、残りは親が管理」を合わせると、じつに8割以上の親がお年玉の管理にかかわっているということがわかった今回のアンケート。そこには大きくわけて3つの理由が考えられます。

計画的な貯蓄を目的に


「本人名義の口座に貯めて結婚時に渡す」「成長枠があるものに投資」など、教育資金や結婚資金の準備といった目的を明確にした貯蓄方法もありました。

子どもの無駄遣いを防ぐため

『高額になるので、子どもだと管理が難しいから』
お年玉は子どもが手にするお金としては高額になりがちです。「無駄遣いをさせないように」という親心から親の管理下におく家庭もありそうです。また「小学生までは子ども名義の口座に全額貯金。中学からは自分で管理させ、成人したときに通帳を渡した」という人もいます。お金の価値がわからない小さいうちは親が管理し、大きくなったらまかせるという段階的な管理方法をとる家庭も少なくないようです。

わが子にお金の使い方を学ばせたい


「好きなものを買ったら残りは貯金する」「使いたい額だけ渡して残りは貯金する」といったコメントからは、子どもにお金の使い方を学ばせたいと考えるママたちの意図がみえてきます。また、
『ひとまず親が保管。キャッシュレス決済が普通になる前に現金に触らせるチャンスなので』
という印象的な意見もありました。
お年玉の管理

お年玉には各家庭の教育方針や価値観が反映される



アンケートの結果からは、8割以上の家庭で親が何らかの形でお年玉の管理にかかわっていることがわかりました。そこには、各家庭の教育方針や価値観が反映されています。子どもたちの将来を見据えた工夫や努力があることも感じられる結果となりました。
【アンケート概要】
総回答数:927票
調査方法:インターネット
調査月:2024年11月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
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文・編集部 イラスト・Ponko

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