ファレル・ウィリアムスがユネスコの親善大使に 2008年から慈善活動を開始

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2024年12月19日 12:01  Fashionsnap.com

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 ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が12月16日、ユネスコ芸術教育・起業家精神 親善大使に就任した。

 ファレル・ウィリアムスはミュージシャンや映画監督、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターとして活動する傍ら、慈善活動にも精力的に取り組んできた。2008年には教育機関「From One Hand to AnOTHER」を設立し、アメリカで低所得者の家庭の小中学生を対象に、科学、技術、工学、芸術、数学、モチベーションにフォーカスを当てたサマーキャンプを提供。2020年には同団体の活動をアップデートさせ、すべての学生が一流の教育を受けられることを目的に慈善団体「YELLOW」を立ち上げたほか、黒人およびラテン系の起業家を支援する非営利団体「Black Ambition」の活動も開始した。また、今年6月には「LE MONDE EST À VOUS(=世界はあなたのもの)」のタイトルのもと、ルイ・ヴィトンの2025年春夏メンズコレクションをユネスコのパリ本部で開催した。
 ユネスコのオードリー・アズレイ(Audrey Azoulay)事務局長は、ファレルに対して「国際文化イベントを通してユネスコの声を届けるとともに、世界中で実施する教育・文化プログラムを支援する使命を課したい」と説明。ファレルは、「ユネスコ親善大使に選ばれたことについて、言葉では言い表せない気持ちです。この機会を与えてくださったオードリー・アズレー事務局長に感謝します。YELLOWとBlack Ambitionの教育を通じて、子どもと大人の平等を実現するという私たちの活動を継続できることを光栄に思います」とコメントしたほか、ファッション、音楽、映画を学ぶ800人の学生を招いて開催されたファレルの伝記映画「Piece by Piece」の上映会で学生に対してスピーチを披露した。

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