明日20日開幕のフィギュアスケート全日本選手権(20〜22日)へ向けた前日練習が19日、会場の大阪・RACTABドームで行われ、男子の三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)が「やってきたことを出すだけ。ショートもフリーもできることを尽くして、優勝を目指してやっていきたい」と初優勝へ意気込んだ。
今季のグランプリ(GP)シリーズでは10月の第1戦スケートアメリカで3位も、11月の第4戦NHK杯ではショートプログラム(SP)2位で迎えたフリーで演技が乱れ、合計240・38点で総合6位。3季連続のGPファイナル進出を逃した。大会後は1年半ほど使用してきたスケート靴を新調。「前の靴は弱っていた分、新しい靴にしてからジャンプが浮くようになった。感動しました」と好感触を得た。
道具を新しくしたことで心身もリセットし、この日の練習でも「良い感じで調整できた」と笑顔。サルコーやトーループなどの4回転ジャンプを降りた。
前回大会は4位に入り、世界選手権への出場権を獲得。今大会は今月上旬のGPファイナル2位の鍵山優真、同3位の佐藤駿らとの争いに挑む。決戦へ「2人とも素晴らしい活躍だった。一友人としてうれしかった。そういう選手たちと戦えるのはうれしい」と高揚感を胸に臨んでいく。【藤塚大輔】
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