ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(32)組(木下グループ)が、5年ぶりに全日本選手権へ帰ってきた。大阪・東和薬品RACTABドームで行われる大会の開幕を翌日に控えた19日、会場での公式練習に臨んだ。
結成初年度の19年は、出場は1組のみで優勝。三浦は「公式練習で1組で練習したのを覚えている」と振り返った。2度目の今回は4組で争うが「すごく感慨深い」と笑顔を見せた。
今季はグランプリ(GP)シリーズ初戦のスケートアメリカで優勝も、NHK杯とGPファイナルで準優勝。約2週間空け、今大会に挑む。木原は「ファイナルから全日本というのは初めて。どういう変化になるか分からない」と打ち明けたが、調整には万全を期した。拠点のカナダではなく、日本で練習を積んだ。「体的にはやっぱり負担がなかった。残って正解だった」。ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪出場を争う来季も見据え「こういった経験は、来年連戦になる時の調整方法ではすごく勉強になった」とうなずいた。
今月17日には、三浦が23回目の誕生日を迎えた。前日には京都に集まり「一緒に『さと』に行きました」と、和食ファミリーレストランで祝福されたと明かした。当日はイベントに参加したため「何もしてないんですけど…」と笑ったが、活力を得て5季ぶりの全日本に挑む。
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