「Amazonふるさと納税」19日開始　能登の復興支援コンサートなど独自の返礼品にも注力

　アマゾンジャパン（東京都目黒区）は12月19日、Amazonのサイト上で、ふるさと納税の寄付ができる「Amazonふるさと納税」を始めた。一部のユーザーから段階的に利用可能になるという。

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　Amazonが持つ全国25カ所の物流拠点と65カ所以上の配送拠点を活用し、一部の返礼品は最短で翌日に配送する他、受け取り日時の指定も可能。サイト内に「最短翌日お届け 返礼品特集」ページも開設した。

　開始当初は全国1000の自治体が参画し、約30万の返礼品が登録済み。今後も拡大する他、“Amazon限定”の返礼品も増やす。

　例えば、今年「能登半島地震」や大雨で大きな被害を受けた石川県の七尾市、能登町の自治体と連携し、「復興支援コンサート」を催してそのチケットを返礼品にする。音楽配信サービス「Amazon Music」のノウハウを生かし、人気アーティストを招聘するという。詳細は後日発表する。

　今回の発表にあたり、能登町の大森凡世町長は「能登町は現在、地域一丸となって復興に取り組んでいる。Amazonとの連携で実現する復興支援コンサートを通じ、町が活気づくことを期待している」というコメントを寄せている。