コンビでの勝率100% ルメール騎手は菊花賞馬と有馬記念へ

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2024年12月19日 18:00  netkeiba

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アーバンシック(c)netkeiba
 今年の菊花賞馬アーバンシック(牝3、美浦・武井亮厩舎)が、有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)で2つ目のGIタイトルを狙う。

 アーバンシックは父スワーヴリチャード、母エッジースタイル、母の父ハービンジャーという血統。母はJRAで3勝を挙げており、一族には同じく有馬記念に出走予定のいとこのレガレイラ、今年の桜花賞馬ステレンボッシュらGI馬が並ぶ。

 23年8月、札幌の新馬戦でデビュー勝ちを決めると、自己条件勝利後の京成杯では後の日本ダービー馬ダノンデサイルの2着に。皐月賞は4着、日本ダービーは11着となったが、セントライト記念でうれしい重賞初制覇。勢いそのままに臨んだ菊花賞では、中段待機から下り坂でポジションを上げていく好騎乗も相まってうれしいGIタイトルを手中に収めた。

 今回コンビを組むC.ルメール騎手は、これまでセントライト記念、菊花賞と2戦2勝と好相性。さらにグレード制導入以降、同年菊花賞馬の有馬記念の成績は【7-3-2-10】(勝率:31.8%、連対率:45.5%、複勝率:54.5%)というデータも追い風だ。さらにC.ルメール騎手、3歳馬、シルクレーシングといえば、2年前のイクイノックスと同じ組み合わせというのも何かを感じさせる。強力な古馬との初対戦となるが、ここまで揃えば引けはとらないはずだ。

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