なにわ男子の大西流星(23)と藤原丈一郎(28)が19日、都内で映画「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」(藤森雅也監督、20日公開)前夜祭舞台あいさつに登壇した。
大西と藤原はゲスト声優として今作に参加。大西は忍術学園の卒業生で舞踏派の桜木清右衛門、藤原が頭脳派の若王寺勘兵衛の声を担当した。
この日は乱太郎やきり丸、しんべヱ、土井先生といったメインキャストを担当してきた高山みなみ(60)田中真弓(69)一龍斎貞友(66)関俊彦(62)藤森監督も登壇。大西はレジェンド声優陣の後に、あいさつをする運びとなり「この後すごいプレッシャーなんですけど…」と恐縮。藤原は、なにわ男子が担当するテーマ曲「勇気100%」にちなみ「忍たま愛100%で盛り上げたいと思います!」と意気込んだ。
声優初挑戦となった二人。大西は「右も左も分からない中で監督が収録の進め方を教えてくださった。小さい頃から大好きだった忍たまの世界に入れると思っていなかったし、忍たまの中の皆さんと一緒にここ(会場)に並べるのが幸せです」。藤原も「レジェンド声優の皆さんと一緒に出らる喜び。完成を見たときにぐっとくるものがあって…。見終わった後に心が温まるような作品になっています」と感慨に浸った。
2人は息遣いの表現が難しいアクションシーンに挑戦。2人の声優としての顔に高山は「初めてってお聞きしてビックリした。とってもお上手」と称賛。レジェンド声優をもってしてもアクションシーンは難易度が高いという。一龍斎は「見た目とってもかわいらしいのに、キャラクターはカッコいい」、関も「あのカット割りの速さについて行けるのはすごい」と太鼓判。藤森監督が「二人で声を合わせるのは一発で合う。『は組』と同じくらい合う」と息ぴったりだった。
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先輩声優からのお褒めの言葉に2人は「一生分褒めて頂いた感じ」と恐縮しきり。藤原は、慣れない中で奮闘したアフレコを回想し「やってるうちにだんだん熱くなって」とテイクを重ねるたびに衣装を脱いでいったことを告白。横でその姿を目撃していた大西は「盛り上がりすぎて、裸になるんちゃうかっていうくらい服脱いでた」と暴露。メイキング撮影も入っていたため、衣装を着ていたが「最後はTシャツだった」と藤原の奮戦を明かし、笑いを誘った。
今作は、13年に刊行された「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」をベースにした作品。乱太郎たちの担任である土井先生の失踪から始まり、土井先生とうり二つの顔を持つドクタケ忍者隊の軍師・天鬼が現れるなど、忍術学園に訪れる“最大の危機”を描いている。
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