迫田さおり、小中学生に熱血指導「『楽しむ！』ということを心掛けながら」　都内でバレーボールクリニック

　元バレーボール日本代表の迫田さおりが15日、東京都足立区のスイムスポーツセンターでバレーボールクリニックを開催した。

【写真】小中学生に熱血指導する迫田さおり

　足立区のオリパラレガシー事業「あだちスポーツチャレンジ」で、オリンピックメダリストによるバレーボールクリニックを開催し、足立区でバレーボールに親しんでいる子どもとトップアスリートとの交流の場を提供することを目的に行われた。

　今回は、同区在住・在学の小学4年生から中学生が対象となり、抽選で約30人が参加。ウォーミングアップからスタートし、早くボールの落下点に入るため、山なりに投げたボールを頭の上に置いたボールで受ける、アンダーレシーブを膝に当てて上げる練習法など、1時間40分にわたり熱い指導を行った。

　迫田は「今日はみんな積極的に取り組んでくれていました。初めてバレーボールをする子も多かったんですが、ボールに触れば触るほど上手くなっていくのが目に見て分かったので、とても楽しかったです！」と声を弾ませた。

　普段からバレーボールクリニックを行うときは「『楽しむ！』ということを心掛けながら指導していますね」とし、「『ちゃんとやったらできた！』という達成感というか喜びを味わえたら、とても楽しくなりますよね。そして『バレーボールって楽しいかも』と感じてもらえたらうれしいですね」と語った。

　迫田は全国各地でバレーボールクリニックを行っており、参加対象者は、初心者や経験者問わず、子供から大人まで参加ができる。