大阪府岸和田市の市長が女性との性的関係をめぐる裁判で和解した問題などをめぐり、市議会は不信任決議案を提出し、賛成多数で可決されました。
岸和田市の永野耕平市長(46)は女性と性的関係をめぐって裁判になり、先月、解決金500万円を支払うことなどで和解が成立。永野市長は「女性と不倫関係にあった」と認めつつも、性加害は否定して市長続投の意向を示す一方、市議会は閉会日まで市長の出席を認めないなど異例の状態が続いています。
市議会はきょう、混乱を招いた市長の責任は重大などとして、永野市長に対する不信任決議案を提出。可決に必要な全議員の4分の3を上回る賛成多数で可決されました。
永野市長には議長から不信任議決通知書を手渡され、今後、市議会を解散するか失職するか、自ら辞職するかなどの選択を迫られます。
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