名古屋グランパスは20日、クラブOBで元日本代表FWの玉田圭司氏が2025シーズンよりトップチームのコーチに就任することを発表した。
玉田氏は1980年4月11日生まれの現在44歳。1999年に習志野高校から柏レイソルへ入団しプロキャリアをスタートさせ、ブラジルのミラソウFCを経て、2006年1月に名古屋へ完全移籍で加入した。前線の主軸として2010年のJ1リーグ制覇に大きく貢献すると、2015年にセレッソ大阪に活躍の場を移したものの、2年後に復帰。在籍した11年間で公式戦通算351試合出場89ゴール30アシストという成績を残した。
2019年の退団後はV・ファーレン長崎でプレーし、2021シーズン限りで現役引退。その後は昌平高校サッカー部を指導し、今夏には監督としてチームを全国高校総体(インターハイ)優勝に導いた。
指導者として古巣に復帰することとなった玉田氏は、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「来シーズンからコーチに就任させていただくことになりました。選手として一番長く在籍した、思い入れのある名古屋グランパスに戻れることをとても嬉しく思っています。チームの勝利に貢献できるよう、監督、選手を精一杯サポートさせていただきます。よろしくお願いします」
【動画】コーチ就任の玉田圭司氏が現役時代に名古屋で決めたゴール