ブンデス“上位対決”はバイエルンが勝利! ライプツィヒとの年内ラストマッチを5−1で制す

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2024年12月21日 07:12  サッカーキング

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ライプツィヒに勝利したバイエルン [写真]=Getty Images
 ブンデスリーガ第15節が20日に行われ、バイエルンとライプツィヒが対戦した。

 ここまで14試合を消化したリーグ戦で10勝3分1敗を記録し、勝ち点「33」の首位に立つバイエルン。王座奪還に向けて今夏にヴァンサン・コンパニ監督を招へいした同クラブは、今季開幕からブンデスリーガ無敗を維持して好調をキープしていた。しかし、前節マインツに敗れて初黒星を献上。2試合ぶりの勝利を目指し、本拠地『アリアンツ・アレーナ』に4位ライプツィヒを迎え撃つ。

 試合は開始早々の29秒にバイエルンがスコアを動かす。ルチャレル・ヘールトライダのバックパスからライプツィヒがGKを交えてビルドアップを試みたものの、ヴィリ・オルバンが前線に送ったボールをヨシュア・キミッヒが右サイドでカット。ワンタッチで繋いだパスをハリー・ケインが流し、ミカエル・オリーズの折り返しをジャマル・ムシアラが合わせる。電光石火の一撃でバイエルンが先制に成功した。

 出鼻をくじかれたライプツィヒだったが、すぐさまゲームを振り出しに戻す。2分に中盤でボールを回収し、ベンヤミン・ヘンリヒスが右サイドに縦パス。ロイス・オペンダがキム・ミンジェを背負った状況から反転すると、同サイドに生まれた広大なスペースへと抜け出す。ドリブルで運びながらグラウンダーのクロスを送り、ボックス内でマーカーと駆け引きしていたベンヤミン・シェシュコが反応。ダイレクトで流し込んで同点弾を挙げた。

 そんななか、25分に再びホームチームがリードを奪う。自陣左でロングボールに競り合ったキム・ミンジェが頭で味方に繋ぎ、レオン・ゴレツカを経由して右サイドへ展開。内側にポジションを取ったコンラート・ライマーが縦へとスルーパスを出し、自身はペナルティエリアに向かって駆け上がる。オリーズがダイレクトでマイナスに折り返すと、ライマーが浮き球をボレーシュート。難しいボールをネットに突き刺し、バイエルンが再度リードした。

 攻勢を強めるバイエルンは36分、自陣で堅いブロックを敷く相手にポゼッション。細かいパス交換でライプツィヒを押し込むと、テンポ良く繋いで守備網を乱し、フリーとなったキミッヒがボックス手前で右足を振り抜く。強烈なミドルシュートは鮮やかにゴールへと吸い込まれ、バイエルンがリードを2点に広げた。

 後半も猛攻を仕掛けるバイエルンは、67分にケインがゴール至近距離で強烈なシュートをお見舞い。負傷明けのエースに決定機が訪れたが、GKグラーチ・ペーテルが抜群のセービングを見せてピンチを凌いだ。75分には自陣左サイド深くでパスを受けたアルフォンソ・デイヴィスがマーカーを突破し、スピードを生かして長い距離をドリブル。レロイ・サネへのパスを選択し、確実にゴールに沈めて4点目をゲットした。

 さらに、3分後にはキミッヒのアーリークロスをA・デイヴィスが合わせて5点目を獲得。結局、そのまま試合は5−1で終了し、バイエルンが年内ラストマッチを制した。次節、バイエルンは来年1月11日にアウェイでボルシアMGと対戦。ライプツィヒはその翌日にホームでブレーメンと対戦する。

【スコア】
バイエルン 5−1 ライプツィヒ

【得点者】
1−0 1分 ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
1−1 2分 ベンヤミン・シェシュコ(ライプツィヒ)
2−1 25分 コンラート・ライマー(バイエルン)
3−1 36分 ヨシュア・キミッヒ(バイエルン)
4−1 75分 ヨシュア・キミッヒ(バイエルン
5−1 78分 アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン)

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