大きな口を開けたウツボ→中から出てきたものは…… まさかの瞬間をとらえた動画に「微笑ましい」「嬉しそう」

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2024年12月21日 08:38  ねとらぼ

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大きく口を開けるニセゴイシウツボ

 大きく口を開けたウツボの口から出てきたものは……? まさかの瞬間をとらえた動画がX(Twitter)に投稿されました。珍しい光景が反響を呼び、記事執筆時点で26万回以上表示され、5400いいねを集めています。


【画像】まさかの瞬間


●ウツボの口からひょっこりと……


 動画を投稿したのは、和歌山県にある「すさみ町立エビとカニの水族館」のアカウント。


 水槽の中で大きく口を開けているのはウツボの一種「ニセゴイシウツボ」で、カメラが寄っていくと口の奥で何か動いているのが見えます。


 ウツボの口から出てきたのは、長い触覚を持つ鮮やかな体色のエビ。何事もなく口から出てくるので、捕食されたところを逆再生しているのかと思ってしまいますが、そうではなく、投稿でも「ウツボの口からエビが出てきました!」と伝えています。


 これは「アカシマシラヒゲエビ」という、魚の体にある寄生虫や食べかすを食べて“掃除”するエビの一種。アナゴとは共生関係にあり、捕食されることなく口の中まで掃除します。


 投稿ではこのエビのことを、「魚の体をお掃除するアカシマシラヒゲエビ 今日もせっせとお掃除お掃除」と紹介しています。


●「微笑ましい」「嬉しそうなウツボさん」


 共生するウツボとエビの姿にリプライや引用リポストでは、「仲の良いお友達みたいですね!! 微笑ましいです!」「歯医者さんみたい」「嬉しそうなウツボさん」「ずっと口開けっぱなしなウツボさん、可愛い」「“歯磨き”できない魚達にとって超有難い掃除屋さん!」「働き者のアカシマシラヒゲエビ」という反応が寄せられています。


 ニセゴイシウツボとアカシマシラヒゲエビの共生関係について、同水族館は以前からXで紹介。口の奥でむせてしまったのか、ウツボがエビを吐き出してしまう場面も話題になりました。


動画提供:すさみ町立エビとカニの水族館(@ebikaniaquarium)さん



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