【フィギュア】5年ぶり出場“りくりゅう”三浦璃来&木原龍一組首位発進も「今日は残念だった」

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2024年12月21日 15:20  日刊スポーツ

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ペアSPで演技する三浦、木原組(撮影・前田充)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇第2日◇21日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇ペア・ショートプログラム(SP)



愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(32)組(木下グループ)がSPに臨み、74・16点で首位発進した。


結成1季目の19年以来、5年ぶりに全日本の舞台で躍動したが、2人並んで跳ぶ3回転トーループで三浦の着氷が乱れ、スピンも回転速度がそろわなかった。木原は「体のキレも良かった。その分、今日は残念だった」と悔しさをにじませた。


昨季は木原の腰椎分離症の影響もあり、前半シーズンの主要大会を欠場。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズンとなる今季は「2人でケガなく1シーズンを乗り切ること」をテーマに掲げ、2季ぶりにGPシリーズに出場した。第1戦スケートアメリカ優勝、第4戦NHK杯2位と結果を残す中、今月上旬のGPファイナルは2位。「自分たちは勝ちたかった」(木原)と悔いが残った。


今大会は成長を示す舞台と見据えていたが、SPの得点はファイナルよりも2・11点下回った。22日のフリーへ向け、木原は「フリーもファイナルより良い練習をやってきてるので、絶対大丈夫」と言い聞かせ、三浦も「ファイナルよりもいい演技をしたい」と意気込んだ。【藤塚大輔】

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