<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇第2日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇ペアショートプログラム(SP)
「ゆなすみ」こと長岡柚奈(19)、森口澄士(22)組(木下アカデミー)が、ショートプログラム(SP)に臨み、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、自己最高61・82点を記録した。「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)に次ぐ2位発進。長岡は「非公認だけど、自己ベストを出せたのはとても自信になる」。森口も「ひとつひとついい出来栄えで終わることができた」とうなずいた。
長岡は約3週間前に右足首痛が再発。構成を落として臨むことになったが「ここ1週間で急に良くなった」とかみ合ったプログラムを、大舞台で披露。練習通りの完成度の高い出来栄えでツイストリフトや横に並んで跳ぶ3回転トーループなどを決め、高得点を引き出した。
22日のフリーも欲張らず、冷静に臨む。長岡は「ショートは納得できる演技ができたので、明日もたくさん話し合って、切り替えて頑張る」。森口も「落ち着いて、地に足をつけて挑めたら」と落ち着いたトーンでフリーを見据えた。
首位は74・16点で三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)だった。【竹本穂乃加】
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