「最高の1番打者」リッキー・ヘンダーソン氏が死去…MLB通算3055安打＆1406盗塁

◆ 通算2295得点もメジャー歴代1位の大記録

　メジャーリーグで歴代最多の通算1406盗塁の記録を持ち、「史上最高の1番打者」と称されたリッキー・ヘンダーソン氏が死去したと、21日（日本時間22日）にMLB公式サイトなどが報じた。65歳だった。

　ヘンダーソン氏は1979年にアスレチックスでメジャーデビュー。4年目の1982年に前人未到のシーズン130盗塁をマークするなど、盗塁王に12度輝いた。

　外野部門でシルバースラッガー賞に3度輝くなど打撃も良く、メジャー通算25年間で3055安打、打率.279、297本塁打、1115打点を記録。また、通算2190四球を奪取するなど選球眼にも優れ、通算2295得点も未だ破られていない前人未到の大記録だ。

　アスレチックスやヤンキースなど計9球団でプレーし、球宴メンバーには10度選出。ワールドシリーズ制覇を2度経験するなど輝かしい実績を残し、2009年の野球殿堂入りに伴い、アスレチックス在籍時に着用していた背番号『24』は永久欠番となった。