【高校駅伝・女子】２度目Ｖ長野東アンカー田畑陽菜「11人全員で乗り越えた結果」

＜全国高校駅伝・女子＞◇22日◇たけびしスタジアム京都発着（女子5区間21・0975キロ）

長野東が1時間7分27秒で2年ぶり2度目の優勝を決めた。1区で真柴愛里（2年）がトップでタスキを渡すと、その後も首位を譲らず、アンカーの5区田畑陽菜（2年）が2位仙台育英（宮城）に18秒の差をつけテープを切った。田畑は「1位で来てくれて、自分がしっかりゴールまで届けようと思った」。そして「自分は単独走が強み。5キロ全体を通して力を出し切りたかった。最初の1キロ（3分10秒）はいい入りができた」と淡々と走った胸中を話した。仲間との走りにも「たくさん課題があったけど、11人全員で乗り越えてきた結果」と胸を張った。

横打史雄監督は「前回の優勝で県民が喜んでくれた。それを届けられてうれしい」と笑顔。完全優勝に「1、2区が想像以上の走りをしてくれた。前半からいい流れで後半につないでくれた。後半の2人も仕事をしてた」と選手をたたえた。