<フィギュアスケート:全日本選手権>◇第3日◇22日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇ペア・フリー
ショートプログラム(SP)首位の愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(32)組(木下グループ)が5年ぶり2度目の優勝を飾った。
フリー138・17点の合計212・33点。序盤にサイドバイサイドの3回転トーループで木原が2回転になるなどミスはあったものの、合計で2位に35点差以上付ける貫禄勝ちだった。
今大会は結成1季目に出場した19年以来の全日本となった。GPファイナル、4大陸選手権、世界選手権を全て制した22−23年シーズンも全日本出場のために拠点のカナダから帰国していたが、ロストバゲージの影響などで欠場。昨季は木原の腰椎分離症の影響もあり、出場を見送っていた。
26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズンとなる今季は「2人でケガなく1シーズンを乗り切ること」をテーマに掲げ、2季ぶりにGPシリーズに出場。第1戦スケートアメリカで優勝、第4戦NHK杯で2位となり、今月上旬のGPファイナルでは2位となった。
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10日に帰国し、その後は京都を拠点に練習。21日のSP後に木原は「フリーもファイナルより良い練習をやってきてるので、絶対大丈夫」と言い聞かせ、三浦も「ファイナルよりもいい演技をしたい」と意気込んでいた。【勝部晃多】
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