早稲田大学繊維研究会によるショー「透き間、灰めき」が発表 ファッションにおける余白を表現

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2024年12月22日 16:21  Fashionsnap.com

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 早稲田大学繊維研究会が12月22日、2024年度のショー「透き間、灰めき」を代官山のヒルサイドプラザで開催した。

 早稲田大学繊維研究会は、1949年に創設された日本最古のファッションサークル。学生会館を拠点に活動し、1年に1度ショーを開催している。
 今回は19人の作り手による25ルックを発表。ファッション分野に蔓延る一つ一つの消費行動が軽率化され、芯のあるクリエイションを手掛ける作り手が日の目を浴びづらくなっているという問題意識のもと、広義の「みえないもの」に目を向け、ファッションの本質を再考することを目指したという。「服造」と呼ばれる制作担当は、一人一人に潜在する「みえないもの」を見出す「想像力の再起」を促す表現を追求。繊維商社のタキヒヨーと、福岡で150年以上の歴史を持つウェディングドレスメーカー「Dress the Life」から素材の提供を受け、フリルやレース、チュールなどの素材を用いたルックに加えて、服の骨子が浮き出たようなドレスやライトが装飾されたワンピースなどを披露した。
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