北九州市小倉南区のファストフード店で中学3年生の男女2人が刺され死傷した事件で、男子生徒(15)に対する殺人未遂容疑で逮捕された無職平原政徳容疑者(43)が、事件後に外出を控えていたとみられることが22日、捜査関係者の話で分かった。福岡県警小倉南署捜査本部は、捜査を警戒していた可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、捜査本部は、平原容疑者を逮捕する2日前の17日から、現場近くにある同容疑者宅を監視。19日に捜査員が突入して逮捕するまで、同容疑者は外出しなかった。
捜査本部は、同容疑者宅の防犯カメラも精査し、事件前後の同容疑者の自宅の出入りなどを調べている。