「チェンソーマン」藤本タツキが“悪魔の悪魔”の存在について意味深に明言控える

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2024年12月22日 17:30  コミックナタリー

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「チェンソーマン」ステージイベントの様子。左から天使の悪魔役の内田真礼、早川アキ役の坂田将吾、デンジ役の戸谷菊之介、パワー役のファイルーズあい。 (c) SHUEISHA Inc. All rights reserved.
藤本タツキ「チェンソーマン」のステージイベントが、千葉・幕張メッセで行われている「ジャンプフェスタ2025」にて本日12月22日に開催。ステージにはアニメでデンジ役を務める戸谷菊之介、早川アキ役を務める坂田将吾、パワー役を務めるファイルーズあい、天使の悪魔役を務める内田真礼が登壇した。

【画像】「チェンソーマン」ステージイベントの様子(全17枚)

ステージは、スクリーンに映し出されたマンガのコマにキャスト陣が生アフレコをする“原画ライブ”からスタート。デンジとパワーが病院でリンゴを取り合うシーンや、アキと天使の悪魔の共闘シーン、サムライソードとの決着後の一幕が演じられた。

続いて劇場版「チェンソーマン レゼ篇」のPVを公開。2025年公開であることが発表され、戸谷は台風が来る頃に公開されるのではと公開時期をにおわせる。ファイルーズはデンジの心境や環境の変化にリンクするような色彩の鮮やかさに触れつつ、パワーがPVに登場していないことにも言及した。劇場版のスタッフ・キャストからもコメントが到着。監督の吉原達矢からはスタッフ一丸となって制作していること、レゼ役・上田麗奈からは収録の様子を伝えるコメントが寄せられる。その後劇場版で登場するレゼ、ビーム、天使の悪魔を紹介するコーナーを展開。戸谷がレゼを天真爛漫な女性と紹介し、周囲から疑問が投げかけられた。

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」のビジュアルは、チェンソーマンが大きく描かれたデザインと、デンジとレゼが寄りそうデザインの2種がお目見え。デンジとレゼのビジュアルにキャスト陣は「あらー」と声を上げる。坂田は2人の密着度に注目し、内田も2種のビジュアルのギャップに驚く様子を見せた。

藤本がキャスト陣の質問に答える企画「教えて!藤本タツキ先生」と題されたコーナーも実施。藤本と、藤本に質問をする担当編集・林士平の会話の音源が会場で流れる。描いていて楽しいキャラクターを尋ねる質問には、動かしやすいという理由からデンジと回答した。なお次点は黒目が好きだからアサなのだとか。好きな著名人を聞かれると宮崎駿の名前を挙げつつ、憧れの人がいても相手に迷惑や嫌な思いをさせたくないという思いから会いたくないのだと語った。

天使の悪魔がいるなら、“悪魔の悪魔”もいるのかという質問も飛び出した。藤本が意味深に明言を控えるとキャスト陣がざわつく。そのほか、最近ハマっている食べ物についてはセブン-イレブンの味噌バターコーンラーメン、がんばった日のご褒美は映画を観に行くこと、自身に似ていると思うキャラクターはデンジと回答。最近聴き始めたアーティストには女王蜂の名前を出し、「犬王」で声優としても活躍したアヴちゃんの多彩な才能を称えた。

観客参加型の企画「目指せマニアの悪魔!チェンソーマンクイズ」も開催された。同企画はキャスト陣から観客にクイズが出題され、観客は配布されていたジャンフェスリングを振って答えるというもの。単行本1巻でポチタが何コマ登場するか、レゼが持っている花びらの枚数はという難問や、パワーのセリフの穴埋め問題、デンジとナユタが毎月カウントしているものを問う問題などさまざまなクイズが出題される。コーナーが終了すると、キャスト陣は全問正解の観客を称えた。

最後に藤本からメッセージが到着。劇場版が鋭意制作中であること、自身も楽しみにしていることを伝えた。戸谷は「チェンソーマン」の今後の展開について観客に期待を煽るメッセージを送り、イベントは幕を下ろした。

※吉原達矢の吉はつちよしの吉が正式表記

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