買い物やアンケートなどでポイントをもらう「ポイ活」が、どんどん進化しています。以前はもらったポイントを買い物の支払いに使うのがメインでしたが、今は「ポイント運用」によって増やすことができます。
筆者もポイント運用をしている1人ですが、この記事では、キャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」のポイント運用の結果をお伝えしたいと思います。運用を開始したのは2023年3月です。これからポイント運用をしたいと思っている人も、ぜひ記事をチェックしてみてください。
●利用者は1700万人超! PayPayポイント運用とは
PayPayのポイント運用は、PPSCインベストメントサービスとPayPayが提供しているサービスです。キャッシュレス決済サービスのPayPayの中にある「ミニアプリ」で運用の疑似体験をすることができます。
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PayPayのポイント運用は2020年4月からサービス提供を開始し、2024年6月には約1700万人が利用するサービスとなりました。よくPayPayを使って買い物をしている人にとっては、利用しやすいポイント運用の1つです。
PayPayポイント運用ではPayPayポイントを使います。これは買い物の支払いでPayPayを使ったり、キャンペーンに参加したりするともらえるもの。現金を運用に使うわけではないので、「リスク」や「怖さ」などの抵抗感は抑えられるのではないでしょうか(もちろん、どんな投資行動にもリスクがあるのは同じです)。
また、口座を開設する必要はありません。現在使用しているPayPayアプリの中にあるミニアプリでスタートできます。スピーディーに始められるのもメリットといえそうです。
さらに、1ポイントから運用可能なのもうれしい点です。運用中のポイントは、必要なタイミングでいつでも引き出すことができます。引き出した後はPayPayポイント残高にチャージされるので、買い物などにも使えます。流動性が高いことも、人気の理由の1つでしょう。
●2024年12月12日時点の結果は?
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PayPayポイント運用を始めるには、まず運用コースを選ぶ必要があります。選べるコースは8種類で、アメリカを代表する複数企業に分散して運用する「スタンダードコース」や、アメリカを代表する複数企業の株価に連動して3倍上下する「チャレンジコース」など、自身の運用スタイルに合ったコースを選択可能です。
筆者がPayPayポイント運用を始めたのは、2023年3月5日です。その時からずっと同じコースで運用を続けています。筆者は「スタンダードコース」(銘柄:SPDR S&P500 ETF)と、金で運用するETF(SPDR Gold Trust)の価格に連動する「金(ゴールド)コース」で運用しています。
気になる成績ですが、2024年12月12日時点で運用中のポイントが6万136ポイント(6万136円分)、運用損益はプラス1万486ポイント(1万486円分)となっています。これはスタンダードコースと金(ゴールド)コースのトータルの成績です。
コース別だと、以下のようになりました。
・スタンダードコース:運用中ポイント5万7943ポイント、運用損益プラス9769ポイント(プラス20.28%)
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・金(ゴールド)コース:運用中ポイント2196ポイント、運用損益プラス720ポイント(プラス48.78%)
どちらもプラスの成績でした。
●「自動追加設定」をしておくと便利
筆者のPayPayポイント運用では、スタンダードコースにより多くのPayPayポイントを利用しています。実はスタンダードコースに、「自動追加設定」をしているためです。自動追加設定とは、保有しているPayPayポイント全ポイントを、自動的にポイント運用に追加するサービスです。
たまったPayPayポイントを自動的にポイント運用に追加することで、わざわざPayPayポイントを追加する作業や、「いつ追加しよう……」と悩む時間もなくなりました。
ちなみに、12月は数日に分けてPayPayポイントがポイント運用に追加される予定です。1回の追加ポイントは決して大きくありませんが、“チリツモ効果”で気付いたら結構たまっているものです。
●増えたポイントをいつ使う?
ポイント運用をしている理由はもちろん、ポイントを少しでも増やしたいからです。ただ実際にポイント運用を始めると、いつポイントを使えば良いのか分からないのが正直なところです。
「もっと増やしたい!」という気持ちもあるので、なかなか使えません。本来の目的を忘れずに、“ポイントを使うタイミング”をあらかじめ決めておいた方が、楽しくポイント運用をすることができそうです。