年末年始、家族で一緒に使ってみて! シニアのスマホユーザーにおすすめしたいアプリ5選

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2024年12月24日 21:21  All About

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スマホを使っているシニアに教えてあげたいアプリを5つ紹介します。日々の暮らしをもっと楽しむものや、健康管理に役立つものをチョイスしました。帰省のときなどにぜひ、使い方を教えてあげてください。
スマホを使いこなしているシニアでも、新たなアプリの情報を知る機会は少ないかもしれません。毎日をもっと楽しく、もっと健康に過ごしてもらうために、シニアにおすすめしたいアプリを紹介します。

スマホ操作に慣れていないシニアの場合は、お子さんやお孫さんがアプリのインストールを手伝ったり、使い方を説明したりしてあげると、スムーズに利用できると思います。高齢の親や祖父母がいるという方は、年末年始の帰省などで集まる際に、ぜひサポートしてあげてください。

1. 家族で写真や動画を共有できる「みてね」

「みてね」(提供元:MIXI)は、家族で写真や動画を共有できるアルバムアプリです。専用のアルバムにアップロードすれば、参加しているメンバー全員ですぐに見ることができます。本来は「子どもの写真」を共有するサービスですが、皆で写真を送り合えば、ゆるい見守りにもなるでしょう。コメントもつけられるので、会話も弾みそうです。

SNSに写真を投稿すると知らない人にダウンロードされてしまうリスクがありますが、「みてね」のアルバムなら招待した家族だけしか使えないので安心です。また、写真は日付で自動的に整理されるので、いつでも思い出を振り返れます。

無料で写真をプリント(毎月11枚まで)することもできるので、好きな写真を選んで、部屋に飾ってもよいでしょう。

「みてね」は無料で利用でき、容量は無制限です。有料の「みてねプレミアム」(月額590円〜)に家族の1人が加入すると、2分以上の動画をアップロードできたり、パソコンからアップロードできたりといった特典を全員で利用できるようになります。

まずはスマホに慣れている方がアプリに登録してアルバムを作り、その後シニアや他の家族を招待して参加してもらいましょう。コメントや投稿の手順は、皆で一緒に試しておくとよさそうです。
アルバムを作成して、家族を招待します。アルバムへの参加まで済ませておきましょう

祖母からの近況投稿の例です。元気に過ごしている様子が分かると安心ですね


2. 歩数で見守り&ポイントも貯められる「みん歩計」

「みん歩計」(提供元:ジオテクノロジーズ)は、自動で計測された歩数を家族と共有できるアプリです。

スマホを持って移動すれば歩数がカウントされ、おおまかな位置情報や移動距離も取得できます。活動の様子を把握できるので、“まだ元気だけど一人暮らしで心配”というシニアを見守りたいときに便利です。チャット機能がついているので、「今日はたくさん歩いたね」などと会話することもできますよ。

歩数が貯まると、ポイントを獲得できます。ポイント数がルーレットの抽選で決まるのも、楽しみの1つです。貯まったポイントは、コンビニやカフェで使える「デジタルギフト」か、dポイントやPontaポイントなどの「他社ポイント」に引き換えられます。動画(広告)を見ればより多くのポイントを獲得できますが、見なくても大丈夫です。

みん歩計をシニアのスマホにインストールしたら、まずは「ポイント獲得」の方法を教えてあげましょう。ポイントの有効期限は「ポイントを最後に獲得、または交換した日から180日間」です。シニアが自分で交換できなさそうであれば、期限が切れる前に会いに行き、交換してあげるとよいかもしれません。
歩数でポイントが貯まっていきます。「ポイント獲得」をタップすると抽選が始まります

家族の活動の様子が分かります。位置情報は消すこともできます


3. 眠りに悩むシニアに「Sleep Cycle」

「最近よく眠れない」など、眠りに悩んでいるシニアには「Sleep Cycle」(提供元:Sleep Cycle AB)をインストールしてあげてはいかがでしょうか。こちらはスマホで睡眠の時間や深さ、いびきなどを計測できるアプリです。計測すると、「深い眠りが少ない」「いびきが多い」など、質のよい眠りを妨げている原因が分かるかもしれません。

Sleep Cycleは目覚めのよい起床もサポートしてくれます。起床したい時間を設定すると、その時間帯で眠りが浅いときを見計らって音楽を鳴らし、起こしてくれるのです。

使い方は次の通り。アプリを起動して起床時間を設定し、枕元にスマホを置いて就寝します。バッテリーが切れないように充電したまま置いておくことが推奨されていますが、フル充電されているときなどは充電したままでなくても大丈夫です。

起床してアラームを止めると、睡眠が計測されています。いびきも録音されるため、自分がどのようないびきをかいているのかが分かります。

家族全員でそれぞれの睡眠を計測し、互いの様子を比較してみるのもよいかもしれません。
アラームをセットしたら、枕元にスマホを置いて就寝します

起床すると、睡眠状態が表示されます。継続して記録し、よりよい睡眠環境を整えましょう


4. 健康管理を食事から「あすけん」

「あすけん」(提供元:asken)は、食事を記録して健康管理に役立てられるアプリです。ダイエットアプリとして知られていますが、栄養管理もできるため、健康な毎日を送りたいシニアにも向いています。

使い方は次の通り。食事をしたら、あすけんに献立を記録していきます。「ご飯」「鮭の塩焼き」「卵焼き」などと入力して検索すると、栄養素の情報が表示されます。大手スーパーなどの総菜はバーコード入力することも可能です。朝昼晩の献立を登録すれば、1日に摂取した栄養が分かります。

記録後は栄養士からのアドバイスをチェック。「思ったよりも野菜が不足していた」「炭水化物を取り過ぎていた」などと欠点が分かるので、健康づくりに役立ちます。

あすけんは無料で利用できますが、プレミアムサービス(月額480円〜)に加入すると、写真からメニューを判別する「画像解析機能」やさまざまなコースも利用できるようになります。

スマホにインストールしたら、まずは食事を記録することから始めましょう。シニアだけでなく、家族で一緒に始めてみると、皆で日々の食事を見つめ直すことができそうです。
日々の食事を入力していきます。写真を入れることもできます(画面はプレミアムサービス加入時)

食事についてアドバイスを受けられます。翌日からの食事の参考にしましょう(画面はプレミアムサービス加入時)


5. 散歩ルートを提案してくれる「ALKOO」

日々の運動にウオーキングを取り入れているシニアも多いでしょう。でも、いつもの散歩コースに少し飽きているかもしれません。また、旅行先などの土地勘がない場所で散歩したいときも、どこを歩けばいいのか迷ってしまいますよね。

そんなときには「ALKOO」(提供元:NAVITIME)が便利です。ALKOOは歩数を入れると、その歩数で歩けるルートを提案してくれます。ルートは複数の選択肢から選ぶことができ、おおよその所要時間も分かるようになっています。

日差しが強いときは「日陰優先ルート」を選択すると、熱中症対策になるでしょう。日本各地の名所や史跡などを巡るモデルコースも見られるので、家族でウオーキングに出かけるのも楽しそうです。

また、歩くとウオーキングポイントが貯まり、「宝探し」(抽選)ができます。当たった商品は実際に店舗で受け取れます。

ALKOOは無料で利用できますが、プレミアムコース(月額400円〜)に加入すると、お散歩、ウオーキングコースの1時間ごとと1週間の天気予報や、高低差などが見られるようになります。

シニアのスマホにアプリをインストールしたら、マップの案内に従ってぜひ一緒に散歩してみてください。歩いた記録も残るので、シニアに適正な歩数を一緒に考えてもよいですね。
ALKOOは歩数計にもなります。「歩く」をタップします

目標の歩数を設定して「検索」すると、ルートが提示されます。「このルートを歩く」を押すと、経路が案内されます

(文:鈴木 朋子(iPhone・SNSガイド))

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